梶谷いこ『和田夏十の言葉』刊行
当店ウェブサイト「編集室」にて連載された、梶谷いこさんのエッセイ『和田夏十の言葉』を刊行しました。
夫市川崑作品を始めとする数々の名作を手掛けた脚本家であり、子育てや、家族観、ジェンダー意識においても、彼女が活躍した戦後〜高度経済成長の日本においては先進的な感覚を持っていた和田夏十。彼女を敬愛する著者梶谷いこが、その言葉から、日々の暮らしの中でつまづく違和感や発見について思索を深め、展開していく10本(+1)のエッセイ。声高に叫ぶ以前に強く感じ、考える。そんな意志の籠もった、静かに熱い言葉の数々。
本書は、ISBNなし、問屋流通なし、直取引のみのZINEスタイル、「編集室」での連載を素材に編集刊行する「誠光社同時代文庫」の第一弾です。年明けには第二弾としてジョンとポール著『いいなアメリカ』も準備中。1000分限定、増刷・重版なしですので、是非お早めに入手し、シリーズをコンプリートいただければ幸いでございます。
もちろん当店々頭、オンラインショップでも販売しておりますので是非。