アウト・オブ・民藝ー玩具編ー@READAN DEAT開催のお知らせ
2018年、全5回にわたり当店にて開催、書籍化もされ話題を呼んだイベント「アウト・オブ・民藝」が、今度は広島へと巡回します。
今回はテーマを玩具に絞り、恒例の相関図も玩具人脈を中心に構成。初日9月7日(土)にはオープニングトークも開催。本をご覧になり、興味を持っていただいた皆様は是非ライブでお楽しみくださいませ。
詳細・トークのご参加お申し込みはREADAN DEATさんまで。
9/7(土)トークイベント「資料で読み解く民俗・玩具・民藝」@READAN DEAT
『アウト・オブ・民藝』の著者、軸原ヨウスケさんと中村裕太さん、そして書籍の元となった五回のトークイベントに全て参加した広島の郷土玩具愛好家・千葉孝嗣さんの三人によるクロストークを開催します。戦前の雑誌『民藝』に掲載された柳田國男と柳宗悦の対談や、渋沢敬三、柳田、柳のモノへの視線の違い、郷土玩具以外の「玩具」の話など、資料を元にその背景に迫ります。
軸原ヨウスケ
1978年生まれ、岡山在住。「遊び」をテーマにしたデザインユニットCOCHAE(2003年ー)のメンバーでありデザイナー。伝統こけし工人とのプロジェクト、ドンタク玩具社でも活動。郷土玩具、こけしに興味を持つ。著書に『kokeshi book -伝統こけしのデザイン-』(青幻舎)2010年、『武井武雄のこけし』(pie international)2012年、『日本のおもちゃ絵 -絵師・川崎巨泉の玩具帖-』 (青幻舎)2014年など。折り紙パズル「ファニーフェイスカード」が日本グッドデザイン賞(Gマーク)2008受賞、『猫のパラパラブックス』(青幻舎)で造本装幀コンクール2013審査員奨励賞、『トントン紙ずもう』(コクヨWORK×CREATE)がグッドトイ2013選定など。近年は「岡山名物きびだんご」(山方永寿堂)などパッケージデザインを数多く手がけている。中村 裕太
1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。博士論文「郊外住居工芸論―大正期の浴室にみる白色タイルの受容」。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。最近の展示に「六本木クロッシング2013:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」(森美術館、2013年)、「第8回アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(クイーンズランド・アートギャラリー、2015年)、「第20回シドニー・ビエンナーレ」(キャレッジワークス、2016年)、「あいちトリエンナーレ2016」(愛知県美術館、2016年)、「東アジア文化都市2017京都」(京都芸術センター、2017年)など。工芸を作り手の視点から読み解き、その制作方法を探るプログラム「APP ARTS STUDIO」を運営している。千葉孝嗣
郷土玩具愛好家。小学6年の頃から、郷土玩具に魅せられ、玩具や文献を楽しむ。またその延長で民藝にも関心を抱く。日本雪だるまの会(静岡を拠点とした郷土玩具愛好団体)、日本郷土玩具の会、広島県民藝協会などに所属。普段は全く別ジャンルの勤め人。日時:9/7(土)18:00-20:00(受付17:30より)
料金:1,500円 + 1ドリンク
定員:30名
会場:READAN DEAT【お申込み方法】
以下のコンタクトフォームに題名を「アウトオブ民藝トークイベント」として、メッセージ本文に
1. お名前 2. 参加人数 3. 電話番号 をご記入の上お申し込みください。
また、お電話(082-961-4545)でも受付けております。