丸屋九兵衛が語るマイノリティの幻想文学:ブラック、ラティーノ、アジアン
2023.11.27 19時〜
秋の夜長といえばイマジネーションにあふれた本に没頭するのにうってつけの時期。というわけで幻想文学を語る会なのですが、「ファンタジーといえばヨーロッパ」がデフォルトの欧米偏重主義から脱却し、「アフリカ/ラテン/アジア(系)の想像力を体感しよう!」という試みです。
かつてジョージ・クリントンが正義のマッド・サイエンティスト「ドクター・ファンケンシュタイン」に扮し、ブーツィ・コリンズが「岩に刺さったベースを引き抜いたアーサー王」を演じてみせたのと同様に、脳天がクラクラしそうな奇想と、それでいて現実世界の映し絵として心に沁みる寓意を秘めたマイノリティ系の幻想文学たち。「マイノリティとは誰なのか?」という根本的な疑問も含め、もっと多様な幻想と怪奇と伝説の深淵に潜入してみませんか?
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丸屋九兵衛(まるやきゅうべえ)
伏見が生んだ怪人、黒人音楽専門誌『ブラック・ミュージック・リヴュー』改め『bmr』の編集者を経て、今はほぼ年がら年中しゃべっている音楽史家にして書籍愛好家(特にSF/ファンタジー)。オタク的カテゴリーから学術的分野までをカバーするムダに幅広いトピックで人々を混乱させてきたところ、「万物評論家」と呼ばれるに至る。著書に『丸屋九兵衛が選ぶ、ストレイト・アウタ・コンプトンの決めゼリフ』『史上最強の台北カオスガイド101』『丸屋九兵衛が愛してやまない、プリンスの決めゼリフは4EVER』などがあるが、それより他人の本を語りたいタイプ。
- 開催日
- 2023年11月27日(月)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- 定員
- 25名さま
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