本と木番外編トークライブ 街の空洞をどう使うか会議
2023.8.26 18時30分〜
2022年末、イズミヤ昆陽店前に突如として現れた不思議なスペース。広々とした空間には、植物や農作物、庭仕事や農作業にまつわるグッズが並び、週末には珈琲やドリンクの提供も行われています。無人販売所と呼ぶには洗練された、セレクトショップと称するにはまだ殺風景なこの空間は、地元の農家テラゲンファームさんが運営されるスペースで、まだその用途は開かれた状態です。
今回、今年の元旦にこのスペースを偶然訪れ、その可能性を発見した「本と木」主催者が、マーケットイベントを企画。その出店者である京都の個人書店、誠光社の店主堀部篤史が同スペースオーナーである来田弘毅 さんに、その経歴からテラゲンファームショップの成り立ち、今後の展開などを訊きつつ、この場所の今後をプレゼン。対話の中から伊丹というの街の面白さや問題点までをも考えるトークを開催します。
イズミヤとロードサイドのレストランだけで街は成立するのか。住む人やそこを訪れる人が、何を必要とし、何を不要とするかで街の姿は変わります。中心の空洞をどのように使うのか、是非会場でみなさんと一緒に考えましょう。
同時開催:本と木 番外編 伊丹・京都コネクション
8月26日(土)〜8月27日(日) @terragen farm shop
10:00-18:00
10:00-17:00
【出店者一覧】
・本と木・・・古書(vintage visual book)+古道具+アクセサリー
・誠光社・・・出張書店
・堀部美奈子・・・和菓子ワークショップ
・100000t アローントコ・・・古書+中古レコード
・古書みつづみ書房・・・古書
・Kazuna Flower Life・・・ドライフラワー,グリーン ・CIRCO・・・布雑貨
・TERRAGEN FARM・・・野菜や蜂蜜、そ時採れる作物を販売
8月27日
和菓子ワークショップ:和菓子で「わたしの町」をつくる
講師:堀部美奈子
時間 14:00~16:00
持ち物 手布巾、必要に応じてエプロン
参加費 2000円
定員 10名
「和菓子で“わたしの町”をつくるワークショップ」
「わたしの町」をテーマにオリジナルの和菓子をデザインし、作ります。素材は、こなしという生地で、練り切りに似た生地です。
前半は、わたしの周りにある風景、好きなスポット、道、特別な思い出の場所、観光地、その町を象徴するモチーフ、などを、アイデアスケッチにまとめ、後半は、それをどうやって和菓子に落とし込むか、手を動かしながら形にしていきます。
テラゲンファームショップ
兵庫県伊丹市池尻1-140-1
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来田弘毅
兵庫県伊丹市で農業と養蜂を営む「テラゲンファーム」代表。2022年11月より「テラゲンファームショップ」を運営。13年勤めたシステムエンジニアを経て、2015年に京都市から伊丹市に戻り実家の畑で農業を始める。20か国以上の国を旅した経験をもとに、海外の視点を反映した農業を実践中。オススメの生産品目は「スイートコーン」「ハチミツ」「ライチ」など。
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堀部篤史
京都御所東の個人書店「誠光社」店主。新刊、洋書、古書、リトルプレス、音楽ソフトのセレクト販売ほか、執筆、出版なども行う。刊行書籍に『喫茶店のディスクール』、『珈琲の建設』(共にオオヤミノル著)、『moving days』(平野愛)、『アウト・オブ・民藝』(軸原ヨウスケ・中村裕太)ほか。著書に『火星の生活 誠光社の雑所得2015-2022』ほか。
- 開催日
- 2023年8月26日(土)
- 時間
- 18時30分〜
- 会場
- テラゲンファームショップ
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1500円(1ドリンクつき)