肌蹴る光線 presents 『マタンギ / マヤ / M.I.A.』上映会

11月26日（土）、映画の上映と執筆活動を軸に2018年から活動を続けるプロジェクト「肌蹴る光線（はだけるこうせん）」による、約1年ぶりの映画上映会を開催します。上映作品はミュージシャンM.I.A.の人生を追った音楽ドキュメンタリー映画『マタンギ / マヤ / M.I.A.』（スティーブ・ラブリッジ監督／95分／2018年）です。

M.I.A.は幼少期にスリランカ内戦を逃れ、ロンドン移民コミュニティの中で独自の音楽表現を培った経験を持つアーティスト。今年の10月14日（金）には、6年ぶりとなる新アルバム『MATA』をリリースしました。

『マタンギ / マヤ / M.I.A.』は、もともと映像作家を目指していたというM.I.A.が20年以上にわたり撮りためてきた自身についての映像記録を、イギリス・セントマーチンズ時代からの友人でもあるスティーブ・ラブリッジ監督に託し完成した作品。

『第68回ベルリン国際映画祭』に出品され、『サンダンス映画祭』ではワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞受賞を受賞するなど、国外でも高い評価を受けてきました。劇中には音楽プロデューサーのDiploや、映画『her/世界でひとつの彼女』などで知られるスパイク・ジョーンズ、イギリスのバンド・エラスティカらの姿が見受けられます。

この映画を観ると、M.I.A.にとって芸術と政治とアイデンティティーがいかに密接に結びついているのかが感じられます。日本では未ソフト化 / 未配信となる同作を、ぜひこの機会にご覧ください。肌蹴る光線のウェブサイトでは、ライターのセメントTHING氏、上映会『サム・フリークス』主催の岡俊彦氏、アーティストの平手氏によるコメントも掲載中です！

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『肌蹴る光線』
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