軽やかに、自由に世界を歩む。 『アメリカを巡る旅 3,700マイルを走って見つけた、僕たちのこと。』刊行記念トーク
2022.9.24 19時〜
『アメリカを巡る旅 3,700マイルを走って見つけた、僕たちのこと。』(リッキー・ゲイツ著、川鍋明日香訳、木星社刊)の刊行を記念して、トークセッションを開催します。『アメリカを巡る旅』では、ランナー/アーティストのリッキー・ゲイツがトランプ政権時代にあらわになったアメリカの分断や格差のなかを旅をし、都市や自然、人々に出会いなおしました。
二人のゲストを招く今回のセッションでは、【私たちがいま自分の足で旅をすること】について考えます。夏目彰さん(山と道)には、軽やかに自然の中を歩き続ける「ウルトラライト・ハイキング」の哲学を紐解いてもらいます。上野洋路さん(モンキークルー)には、トレイルランニングの変遷や国、文化を超えた楽しさを語ってもらいます。
感染症や政治、紛争や災害など、多くの困難が私たちの日常にあります。そんな日々に、私たちは『アメリカの旅』をどのように読み、自らの足で何を見に行くのだろうか?ご来場いただいたみなさんともお話ししながら、セッションをすすめていきます。ぜひご参加ください。
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夏目彰
ウルトラライト・ハイカー、「山と道」代表
アートメディアの編集者/プロデューサーとして活躍したのち、00年代から山とウルトラライト・ハイキングに深く傾倒する。最小限のギアを身につけ、自由に、軽やかに、どこまでも歩いていくウルトラライト・ハイキングに魅せられ、2011年に鎌倉で「山と道」を創業した。国内外で高い評価を得ている軽量な(ウルトラライト)道具の開発、鎌倉や京都、台北での出店、イベント開催、「山と道JOURNAL」での情報発信など多角的に活動している。
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上野洋路
トレイルランナー、「Monkey Crew Kyoto」オーナー
2006年から走り始め、2009年に放送された番組「激走モンブラン」(NHK)を観てトレイルランニングを始める。2013年にはUltra Trail Mt. Fuji(日本)、Ultra Trail Du Mont Blan(仏)というふたつの100マイルレースを完走した。約30年過ごした東京を離れ、地元京都で「Monkey Crew Kyoto」を経営している。ランニングとファッション、音楽との融合、海、山、街のたくさんのアクティビティを「もっと楽しく、もっと自由に」楽しむ文化を発信している。
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藤代きよ
トレイルランナー、出版社・木星社代表
「心躍る本」をテーマに文芸/アート作品を出版している。刊行作品は『ほんとうのランニング』『チャンピオンへの道』『アメリカを巡る旅』など。メディアへの寄稿やポッドキャスト番組『Thursday – Vocalizing Emotions』も展開している。同社設立以前はコンデナストで『WIRED』日本版や『GQ』『VOGUE』に携わる。トレイルランナーとしてはUltra Trail Mt. Fujiや信越五岳トレイルランニングレース、Taraweraなどを走っている。
- 開催日
- 2022年9月24日(土)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- 定員
- 満席につきご予約受付を終了しました。