光の工芸、写真 外山亮介『導光 ー花は盛りに—』発行記念
2022.7.1 ー 7.15
終了しました
28歳、着物染め職人の家に生まれた写真家は、「自分の選ばなかった道」をあゆむ伝統工芸の職人を写すべく日本各地を巡る。10年後に会う約束をして。その10年で工芸に負けない「写真」をつくろうと決意する。
単塩紙、カロタイプ、アンブロタイプ、カメラオブスキュラ……工業製品ではないカメラ、モノとして強い存在感のある 写真を求め、原始的な写真技法まで遡り実験しつづけてたどりついた表現方法とは?
NEUTRAL COLORSから発行された作品集『導光』を記念して、さまざまな技法で実験、撮影された写真を展示します。“光の工芸”を追い求めた写真家の軌跡をご高覧ください。NEUTRAL COLORSとともに制作したリソグラフポスターも展示販売します。
-
外山亮介(とやま・りょうすけ)
1980 年、東京手描き友禅染の家に生まれる。2008年に同世代の工芸を継ぐ職人のポートレートを撮影する中で、ものづくりへの興味が強まり、一からモノを作り出 す姿勢を写真にも活かすべく、写真黎明期の技術を取り入れた作品制作を行ってい る。現在は東京から京都の山間部に拠点を移し活動中。『導光』は初出版作品。
- 開催日
- 2022年7月1日(金) ー 7月15日(金)