クリスチャン・マークレー入門 in 京都
2022.7.3 19時〜
東京都現代美術館が2021年11月20日(土)- 2022年2月23日(水・祝)に開催した音楽と現代美術を繋ぐ最重要人物クリスチャン・マークレーの展覧会図録『トランスレーティング[翻訳する]』(左右社)の出版を記念して、京都誠光社にてイベントを行います。
1970年代末、クリスチャン・マークレーはニューヨークでポスト・パンクやフルクサスに影響を受けつつ、ターンテーブルを使ってレコードをインタラクティブな楽器として扱う先駆的なアプローチで活動を開始しました。実験音楽シーンでは重要人物として数多くのミュージシャンとのコラボレーションし、現代美術の分野でも聴覚と視覚の結びつきを探る作品を制作する最も人気のある作家のひとりとして知られています。今回のイベントでは、「クリスチャン・マークレー入門 in 京都」と題し、マークレー作品の魅力についてマークレー展図録『トランスレーティング[翻訳する]』(左右社)を見ながらターンテーブル奏者、DJ、キュレーターのdj sniffさんにお話いただきます。
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dj sniff(水田拓郎)
1978年生。ターンテーブル奏者、DJ、キュレーター。ターンテーブルと独自の演奏ツールを組み合わせながら実験音楽/インプロビゼーションの分野で活動。CTM Berlin、Flow Festival Helsinki、 March Meeting Sharjah、Jazz em Agosto Lisbonなどへの招聘、Evan Parker、Tarek Atoui、Ken Uenoとの共作を発表している。最新作『平行的玉音軌』(2022)は玉音放送を担当したNHK録音再生技師と台湾での受容をテーマに制作。またこれまでにSTEIM電子楽器スタジオArtistic Director (2009-12)、香港城市大學創意媒體學院客員助教授(2012-17)、京都精華大学特任准教授 (2020-2022)を歴任。現在はロスアンゼレスに拠点を移し、AMF(アジアン・ミーティング・フェスティバル)のコ・ディレクターとアート系大学の国際連携プログラムShared Campusのメンバーを務めている。
- 開催日
- 2022年7月3日(日)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 25名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー