祖先之夢~Sosen no yume 刺青師Boone Nakaの世界
2021.10.16 ー 10.31
終了しました
先史時代の壁画のような、ドルイドの秘祭のような、ブードゥーの儀式のような、イヌイットや日本の神話のような・・・目くるめく魔術的なイメージに満ちた刺青師Boone Naka (https://www.instagram.com/boonenaka/ )の作品を展示販売します。
自らも日本とスカンジナビアにそのルーツを持つ移民三世であるナカさんは、その元を訪れる様々な色の肌の上にそれらのイメージを刺青していきます。それは再生された祖先の夢のように今を生きる人々の肌の上で踊り、多民族コミュニティが見る新たな夢として次世代へと受け継がれてゆくのです。
このたびは京都と大阪の3会場で、ナカさんのドローイングとともに実際に刺青を施す際に下絵として使用された貴重な原画を世界で初めて公開・販売します。人類学的にも興味深いその作品群を通して、今まさに多民族コミュニティの中で生成しつつある新しくも元型的なイメージと、時空を超えて人類が自らの身体に刻み続けてきた刺青というメディアがどこからやってきたのか?の謎について思いを馳せる機会になればと思います。
関連イベント
@誠光社 2021.10/30(土)19:00~
ドキュメンタリー映画『南島残照 女たちの針突(ハジチ)〜沖縄・宮古諸島のイレズミ〜(2014年/64分/カラー/4:3)』上映。
「沖縄・宮古のおばあたちの手に刻まれたイレズミ〈ハジチ〉。かつて南は与那国島、北は奄美大島・喜界島まで南島女性の象徴として見られたが、明治時代の「文身禁止令」以降、次第に廃れていった。1984年、沖縄本島と宮古諸島にハジチを伝える女性を訪ね歩き、88歳から99歳までの女性22人に自らのハジチについて語ってもらった。激動の世を生きた女たちの人生が、深く刻まれたシワとともに、饒舌な島言葉で語られる。南島のイレズミ文化の消滅直前の貴重な記録である。」
@ギャラリーヨルチャ 11/28(日) 15時開場/15時半開演
15時半~16時半 ドキュメンタリー映画『南島残照 女たちの針突(ハジチ)〜沖縄・宮古諸島のイレズミ〜(2014年/64分/カラー/4:3)』上映。
16時半~17時 Apsu(文様作家)トーク https://www.apsushusei.com/
17時半~18時半 岩川光(音楽家:ケーナ奏者&作曲家)トークと演奏 https://twitter.com/HikaruIwakawa
ご参加費 前売3,600+1drink/当日4,000+1drink
上映+トーク鑿の場合1,500円+1drink コンサートのみの場合2500円+1drink
ご予約方法 E-mail:gallery.yolcha@gmail.com(参加ご希望日程、お名前、お電話番号をご記載ください)または店頭、お電話にて承ります。
※なお各イベントについては変更の可能性がありますので詳細はそれぞれのSNSにてご確認ください。
- 開催日
- 2021年10月16日(土) ー 10月31日(日)