まpがえる読み、yかれた挿し絵 Plastic Reading, Paradoxical Paratext 中野裕介/パラモデル個展
2021.6.17 ー 6.30
終了しました
中野裕介は、2003年より大学時代の友人である林泰彦とアートユニット「Paramodel(パラモデル)」を結成し、プラレールやミニカーなど、身近な玩具や日用品を用いた作品を発表してきました。近年は自身の関心ごとである文学、哲学、漫画、建築、郷土文化、古典芸能などへの造詣を深め、またそれらを着想源とする個人の創作活動を行っています。
今回は、10年間の活動をまとめた作品集『まちがeる読み、iかれた挿し絵 中野裕介/パラモデル 2010-2020』に掲載された青図・テキスト・立体作品や、新作を展示します。図像と言葉を行き来し、「挿し絵の果て」で「遊」び続ける中野の作品世界を、たくさんの方に見ていただけたらと思います。
会期中は、展示と同時に、作品集と作品を販売いたします。
協力:MORI YU GALLERY、株式会社フジオ・プロダクション、株式会社青幻舎
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中野裕介/パラモデル
1976年 東大阪生まれ。2002年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画修了。03年 アートユニット「パラモデル」結成、メタフィジカルな「模型遊び」をテーマに多様な形式の作品を発表。11~17年の図書館勤務を経て、個人活動では、描画―テキスト―空間表現を軸に、さまざまな書物を横断する創作を続ける。 現在、京都精華大学芸術学部特任准教授。
主な個展に「PARAの話 ―ああ ことばのつうじないこのせつなさよ」CAPSULE(2020/東京)、「まちがeる読み、iかれた挿し絵」MORI YU GALLERY(2018/京都)、「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」銀座メゾンエルメス フォーラム(2013)など。主なグループ展に「MOTアニュアル2014 フラグメント―未完のはじまり」東京都現代美術館(2014)、「世界制作の方法」国立国際美術館(2011/大阪)など。
- 開催日
- 2021年6月17日(木) ー 6月30日(水)
- 時間
- 10時〜20時(最終日・イベント開催時は18時まで)