堀内誠一『音楽の肖像』コロタイプ&原画展
2021.6.1 ー 6.15
終了しました
「デッサンの名手で色彩の画家だったラウル・デュフィは、絵を描く喜びの上澄みのような両極を同時に表した。線は旋律、色は音。それを彼の”オーケストラ”の絵はたちどころに教えてくれる」(『音楽の肖像』より)
ヤマハの楽器店やピアノ教室などで配られるPR誌『ピアノの本』にて連載された堀内誠一による作曲家の肖像画とエッセイの数々に、未発表のイラスト、さらには谷川俊太郎の書きおろしを含む32篇の詩を組み合わせた、堀内誠一さんの『音楽の肖像』敢行を記念し、京都便利堂さんより同書から6点をセレクトしたポートフォリオが制作されました。
和紙に1点1点を手刷りで制作するコロタイプ手法によるもので、その風合いはまるで水彩画のような透明感と色彩。それぞれがオリジナル作品と見紛うばかりです。また、このポートフォリオには詩人で堀内さんの友人であった谷川俊太郎さんのこのポートフォリオのためのエッセイも添えられています。今回の展示では、堀内事務所から貴重なオリジナル作品もお借りし、コロタイプ作品とあわせての特別展となります。
コロタイプポートフォリオは会場にて販売もします。どうぞお楽しみに。
- 開催日
- 2021年6月1日(火) ー 6月15日(火)
- 時間
- 10時〜20時(最終日・イベント開催時は18時まで)