ミッドセンチュリーの偉人たち
2020.11.4 19時〜
20世紀の半ばに生まれた、機能的で美しいインテリアや建築物の数々。ミッドセンチュリーデザインとして今もなお愛され、ファンの多いそれらの銘品は、時代が要請したフォルムでした。イームズやジョージ・ネルソンなど一握りのデザイナーたちを追うだけでは見えてこないミッドセンチュリーデザインの全体像を、デザイン周辺の人脈にまで目配せし、俯瞰して描いた『芸術家たち 2 ミッドセンチュリーの偉人編』刊行を記念し、著者である河内タカさんのトークイベントを当店では久々に敢行。
その易しい語り口で知る、デザインの時代をどうぞお楽しみください。
『芸術家たち 1』のリリースから1年半が経ち、STAY HOME期間を使って書き上げた『芸術家たち 2』を近々出版します。
前回は日本・北中南アメリカ・欧州に分けて、ル・コルビジュエ、フランク・ロイド・ライト、アルヴァ・アアルト、柳宗理、ルーシー・リーなどを取り上げました。今回は第二次大戦後から60年代までの「ミッドセンチュリー」をテーマにして、エーロ・サーリネンやソール・バスなど総勢27人の建築家やデザイナーやアーティストたちを通じて書き綴っています。
「ミッドセンチュリー」という言葉が醸し出すどこかポップでレトロな雰囲気は、アート、建築、デザイン、音楽の分野において個人的にはずっと魅了されてきたことであり、自分が思い描いてきた当時の時代感のようなものが形にできればいいなぁと思いながら書き進めました。『芸術家たち 1』ともリンクするように人選しているので、両方を読むことで二十世紀の建築やデザインがより理解できるはずです。
従来のミッドセンチュリーの枠では取り上げられなかった人たちや、WEST COAST JAZZやアートや写真の分野からの人たちを入れているところは『アートの入り口』にも通じるところがあるかもしれません。軽妙洒脱なイラストは前回と同様#sanderstudio さんによるもので今回もすべて描き下ろしです。(河内タカ)
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河内タカ(Taka Kawachi)
高校卒業後、サンフランシスコのアートカレッジへ留学。卒業後ニューヨークに拠点を移し、アートや写真に関する展覧会のキュレーションや写真集の編集を数多く手がけ2011 年に帰国。2016年に自身の体験を通したアートや写真のことを綴った著書『アートの入り口 アメリカ編』、『ヨーロッパ編』(ともに太田出版)を刊行。現在は京都に本社を置く便利堂の海外事業部を統括し、写真印刷技法であるコロタイプを国際的に広める活動を行いながら、ライターとして『&Premium』(マガジンハウス)などへ執筆を行っている。
- 開催日
- 2020年11月4日(水)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社・配信
- 定員
- 15名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
配信:1000円 - ご予約方法
- ①会場にてご参加
E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望日程、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。
②ライブ・録画配信ご参加
下記ページよりお申し込みくださいませ。
当日午前中に、配信URLをご案内いたします。(ライブ配信終了後も2日間視聴可能)
配信チケットご購入ページ
https://seikosha.stores.jp/items/5f912ac8aaf043405c489e37 - 注意事項
- *会場にはマスクご着用の上ご参加くださいませ
*体調が優れない方、37度以上の熱がある方はご参加をお控えくださいませ。その場合キャンセル料などはいただきませんので、前日までにお知らせいただければ幸いです。