夏目知幸 個展 “AI OKINA AS ALICE”
2020.6.1 ー 6.15
終了しました
2020年6月1日より、東京を中心に活動するミュージシャンの夏目知幸の2度目の個展を開催。
「AI OKINA AS ALICE」と題された本展は、ライフワークとしてのコラージュ制作を発表した前回の個展「氷河が溶ける部屋」とは異なり、「遠い遠い未来の寓話」をテーマとして作られた一連の作品群によって構成された、「不完全な物語」の表出としての展示となります。
昔々、あるところにお爺さんが一人暮らししていました。お爺さんが山へ柴刈りに行くと、そこにはもう山はありませんでした。認知エラーだと思ったお爺さんは自己解析をしましたが、システムは全て正常に働いているではありませんか。はておかしい。家に引き返して、お爺さんは久しぶりにインターネットに接続しました。千年前に仮想ガラクタ市で売った品々のことが急に気にかかったからです。直感的に。
お爺さんは僅かに残された足跡を辿りました。すると破損したデータの中から皮を剥がされたウサギが一匹飛び出してきました。お爺さんは丁寧に傷を手当てしてあげました。そして、元気になったウサギに時計をあげた。超なんとなく。そして旅が始まったのでした。
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夏目知幸
オルタナティブギターポップバンド・シャムキャッツのフロントマン。個人では楽曲提供、
DJ、執筆。コラージュ制作など。
2020年1月、初個展「氷河が溶ける部屋」を阿佐谷VOIDで開催。本個展は2回目
- 開催日
- 2020年6月1日(月) ー 6月15日(月)
- 時間
- 10時〜20時(最終日・イベント開催日は18時まで)