いまこそ「家族」と「故郷」の話をしよう −−手あかのついたテーマを(ひっ)くりかえすために 『光景』(赤々舎)刊行記念トーク
2020.1.26 19時〜
初めての作品集『光景』(赤々舎)を刊行された滋賀県出身の写真家の川崎祐さん。
およそ6年に渡り家族と故郷を被写体に撮影をつづけてきました。
「家族」と「故郷」。そのどちらも、古今東西、表現のジャンルを問わず繰り返されてきたありふれたテーマと言えるかもしれません。では、そんなありきたりなテーマをモチーフにしながら制作された『光景』で川崎さんが試みたことは何だったのでしょうか? あるいは何を(ひっ)くりかえそうとしたのでしょうか?
好評発売中の『光景』の刊行を記念して開催するトークイベントでは、『光景』の制作過程を明らかにするとともに、『はな子のいる風景:イメージを(ひっ)くりかえす』が大きな話題を呼んだAHA!(Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ)メンバーである松本篤さんをお迎えし、その独特なアプローチに迫ります。
いま、「家族」と「故郷」をあらためて語る意味とは? そして、手あかのついたテーマを(ひっ)くりかえす意義とは?
『光景』をすでにご覧いただいている方もそうでない方も、「家族」と「故郷」というテーマについていっしょに考えてみませんか? ぜひお気軽にご参加ください。
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川崎祐(かわさきゆう)
写真家。1985年滋賀県出身。早稲田大学第一文学部卒。一橋大学大学院言語社会研究科修了。2017年に第17回写真「1_WALL」でグランプリを受賞。主な展示に「Scenes」(2018年/ガーディアンガーデン)、「光景」(2019年/ニコンサロン)がある。
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松本篤(まつもとあつし)
1981年生まれ。remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]メンバー。“市井の人びとによる記録”に着目したアーカイブプロジェクト・AHA!を2005年に立ち上げる。記録と記憶に関するワークショップの設計から、ウェブサイトの制作まで、さまざまなメディアづくりに関わる。『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館、2017)企画・編者。
- 開催日
- 2020年1月26日(日)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望日程、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。