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人工知能とコミュニケーションできるか? ——『賀茂川コミュニケーション塾』刊行記念トーク

人工知能とコミュニケーションできるか? ——『賀茂川コミュニケーション塾』刊行記念トーク

2019.11.28 19時30分〜

ビブリオバトル(知的書評ゲーム)の考案者にして、人工知能の研究者である谷口忠大さん。

「ビブリオバトルと人工知能ってぜんぜん関係ないですよね?」「いつか人工知能にビブリオバトルさせるんですか?」といった質問を受けるたびに、「う〜ん、そういうことじゃないんだけどナァ」と思いながらも、綺麗な返事ができずにいた。

たしかに見た目はぜんぜん違う。でも、谷口さんのなかでは「コミュニケーションとは何か?」という探求の中でつながったものだった。

ビブリオバトルと人工知能の関係を問われたときスッと差し出せる一冊として書き下ろされた『賀茂川コミュニケーション塾』がこのたび世界思想社から刊行されます。教授と高校生の対話によるライトノベル形式のコミュニケーション論の入門書です。

人工知能とコミュニケーションできるか? 本書の中でとりあげられるこの問いについて、著者の谷口忠大さんに、たっぷり語っていただきます。人工知能の未来がなんとなく気になる方も、ビブリオバトルの考案者を見てみたいという方も、ぜひお越しください!

  • 谷口忠大(たにぐち・ただひろ)

    1978年京都府生まれ。立命館大学情報理工学部教授。パナソニック株式会社客員総括主幹技師。
    「どうして僕らは相手の頭の中をのぞけないのにコミュニケーションできるようになるんだろうか?」「僕たちはわかりあえるんだろうか?」などといった身近な問いから、気づけば人工知能とロボティクス、人間のコミュニケーションへとつながる学際的な研究者になっていた。記号創発システムという概念を提案し、記号創発ロボティクスという研究分野を創出し、人間と人間がコミュニケーションできることの秘密、未来のコミュニケーションロボットの実現へと迫る。世界に広まる書評ゲーム・ビブリオバトルの発案者としても知られる。

    おもな著作は『コミュニケーションするロボットは創れるか』(NTT出版)、『ビブリオバトル』(文藝春秋)、『記号創発ロボティクス』(講談社)、『イラストで学ぶ人工知能概論』(講談社)。

開催日
2019年11月28日(木)
時間
19時30分〜
会場
誠光社
定員
30名さま
ご参加費
1500円+1ドリンクオーダー
ご予約方法
E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望日程、お名前、お電話番号をご記載ください)

または店頭、お電話にて承ります。