Ayuo『OUTSIDE SOCIETY(アウトサイド・ソサエティ)』:あるサイケデリック・ボーイの音楽遍歴
2019.6.14 19時〜
Ayuo 『OUTSIDE SOCIETY(アウトサイド・ソサエティ)』:あるサイケデリック・ボーイの音楽遍歴
自伝とエッセイ集の本『Outside Society』が出版されたばかりのAyuoとデザイナーの軸原ヨウスケのトークを開催!
Ayuo: Vocals, Guitar
軸原ヨウスケ:トーク
横尾忠則氏推薦「60年~70年代、ニューヨークに滞在中、この年少の友人とよくロックコンサートに行った。まだ小学生の低学年だったが、その知識は専門家顔負け。AYUO君の才能に恐いものを感じていたぼくは、狂人にならないかと心配したが、彼の理性が彼を天才音楽家に変身させた」。熱かったLate 60’sのニューヨークで少年期をすごし、80年代の東京でデビューして以来たゆみなく先進的に活動し、ニッポンという社会の外側(OUTSIDE SOCIETY)で葛藤しつづけるミュージシャンの「失われた時を求めて」。
自伝とエッセイ集の本『Outside Society』を出したばかりのAyuoのトーク&ライブ。本を読んだ後に横尾忠則さんは次のメッセージを送ってくれました。
「Ayuo 君
今、ざっと目を通したばかりだけれど、色んなこと同感しました。
それにしてもAYUO君は記憶力いいよね。まあ子供の頃からそーだったけれど。
この本は日本の音楽シーンや、アーティスト、ミュージシャンにとっては驚くこと
ばかりだと思うよ。もう一度ゆっくり読むけれど素晴らしい本で、日本のアートと
カルチャーへの大きい刺激とプレゼントになると思う。
横尾忠則 」
これはアート・プロデューサー粟津ケンの言葉:
「待望のAyuoの本が出版された!
その名も、Outside Society 。
激動な60-70年代をニューヨークで過ごしたサイケデリック・ボーイの音楽、芸術人生。国籍のこと、人種のこと、家族のこと、音楽のこと、言葉のこと、時代のこと。色んな意味で今だからこそ話題になるべき内容である。
全く率直に、全く飾らない、しかしあるリズムとテンションでドライブするアユオな文章。
静かに証言してくる。感情が溢れてくる。
アート、アートとうるさい昨今、ではそのアートの本質を実際に生きるとはどのようなことか、そのありようの一つが次第に視野に広がってゆくのだ。
彼は過去を振り返りながら、いつも未来を見据えている。
これからの世界はOutside Societyに生きる人が文化の担い手になる。
そう僕は信じている。
Ayuoの芸術、それはそのまま彼の人生。
僕が今までに出会った最も特殊な人、アーチスト。」
粟津ケン(アート・プロデューサー)
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本『アウトサイド・ソサエティ』の装丁を手がけたデザイナーの軸原ヨウスケと共にトークをした後にAyuo のミニ・ライブがあります。
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Ayuo (高橋鮎生)
ミュージシャン(作詞・作曲家、ヴォーカル、ギター演奏者)
ニューヨークで育ち、数多くの音楽家や文化人と交流する。1960年代のサイケデリック文化にはじまり、中世吟遊詩人音楽などの影響のもと、音楽と文学や哲学を総合したものを構想。現在まで計16枚のリーダー・アルバムを日米でJVC ビクター、エピック・ソニー等で発表。
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軸原ヨウスケ
1978年生まれ、岡山在住。「遊び」をテーマにしたデザインユニットCOCHAE(2003年ー)のメンバーでありデザイナー。伝統こけし工人とのプロジェクト、ドンタク玩具社でも活動。郷土玩具、こけしに興味を持つ。著書に『kokeshi book -伝統こけしのデザイン-』(青幻舎)2010年、『武井武雄のこけし』(pie international)2012年、『日本のおもちゃ絵 -絵師・川崎巨泉の玩具帖-』 (青幻舎)2014年など。折り紙パズル「ファニーフェイスカード」が日本グッドデザイン賞(Gマーク)2008受賞、『猫のパラパラブックス』(青幻舎)で造本装幀コンクール2013審査員奨励賞、『トントン紙ずもう』(コクヨWORK×CREATE)がグッドトイ2013選定など。近年は「岡山名物きびだんご」(山方永寿堂)などパッケージデザインを数多く手がけている。
- 開催日
- 2019年6月14日(金)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com (参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください) または店頭、お電話