AIはモーツァルトになれるのか? 岡田暁生『音楽と出会う』刊行記念トーク
2019.4.5 19時〜
音楽学者・岡田暁生さんの新刊『音楽と出会う—21世紀的つきあい方』が、世界思想社から4月に刊行されます。この本では、ネット動画、若者の音楽離れ、カリスマ不在、癒し音楽ブームなど、21世紀に固有の音楽現象を挑戦的にとりあげ、規格外の音楽とつきあう楽しさが語られています。
AIの技術は日々進歩し、AIが「モーツァルト風」「ビートルズ風」の曲を作るといったニュースが流れています。はたして、21世紀のモーツァルトになれるAIも現れるのでしょうか? 近代西洋音楽史を専門とする岡田暁生さんに、実例を挙げながらたっぷり語っていただきます。音楽が大好きなかたはもちろん、AIに詳しいかたや、音楽の良さがいまひとつわからないというかたも、ぜひお越しください!
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岡田 暁生(おかだ あけお)
1960年京都生まれ。音楽学者。京都大学人文科学研究所教授。
3歳のときからピアノの英才教育を受けさせられ、当時の先生は「この子は才能がある」と言っていたらしいが、レッスンが厳しすぎ7歳でピアノ教室から逃走、音楽家への道は挫折。本当は研究者ではなく、あのままレッスンを続けて、もっと直接に音楽と関わる仕事をやりたかった。8年ほど前からジャズ・ピアノに目覚め、今でも毎月レッスンに通う。師匠フィリップ・ストレンジ氏を導師と崇める。専門は19世紀から20世紀初頭の西洋音楽史。とりわけピアノ音楽とオペラ(リヒャルト・シュトラウス)。おもな著書に『音楽の聴き方』、『西洋音楽史』、『オペラの運命』(以上、中公新書)、『リヒャルト・シュトラウス』(音楽之友社)、『すごいジャズには理由がある』(共著、アルテスパブリッシング)がある。
- 開催日
- 2019年4月5日(金)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。
ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます