常本若菜展 本と海と、
2018.7.16 ー 7.31
終了しました
この度当店では京都在住の美術家、常本若菜の作品展を開催いたします。
紙のパッケージにインクをつけて銅版プレス機で刷る、コラグラフとよばれる版画。
ありふれたティッシュやお菓子の空箱などに、インクをつける、拭き取る、並べる、紙を置く、刷る。
仕上がりは毎回ちがって、シンプルだけど多様な見え方をする、その広がりと自由さが好きだ。
刷られた版画は 、色の重なりや陰影にリズムを感じたり、
版となったパッケージ片はインクの跡が残って美しく感じる。(常本若菜)
コラグラフとは
コラージュを語源とした版画手法の一種。コラージュされた紙の凸凹部分にインクを刷り込み、凹版プレス機で刷りあげる。版画のように複数枚印刷できないため、モノタイプとも呼ばれる。
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常本若菜
2007年大阪芸術大学付属大阪美術専門学校芸術研究科美術専攻プリントメイキングコース修了。作品集に『Oblaat Vibrato』(自費出版)がある。
- 開催日
- 2018年7月16日(月) ー 7月31日(火)
- 時間
- 10時-20時(イベント、最終日は18時まで)