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川瀬慈×松田美緒 ストリートの吟遊詩人たち 川瀬慈『ストリートの精霊たち』刊行記念トーク

川瀬慈×松田美緒 ストリートの吟遊詩人たち 川瀬慈『ストリートの精霊たち』刊行記念トーク

2018.7.6 19時-

映像人類学者・川瀬慈さんの新刊『ストリートの精霊たち』が、世界思想社から刊行されました。舞台はアフリカ、エチオピア北部の都市ゴンダールのストリート。そこは、楽師や吟遊詩人、物乞い、街のゴロツキに物売り、胡散臭いガイドたちが息づく奥深い空間でした。この本は、著者と彼ら“ストリートの精霊たち”との濃密な交流を、短編小説、随筆、詩、擬人法など、様々な語り口で描きます。

今回、トークショーの出演は、著者の川瀬慈さんと歌手の松田美緒さん。音楽のルーツを魂と身体で吸収し表現する松田さんの声には、彼女が旅する様々な地域の情感が宿っています。このおふたりで、ストリートに息づく人々の声や歌、音やイメージの世界について、自由にふくらむ即興トークを展開。さあ、世界のストリートへようこそ!

  • 川瀬 慈(かわせ いつし)

    1977年岐阜県生まれ。国立民族学博物館/総合研究大学院大学准教授。専門は映像人類学、民族誌映画。人類学、シネマ、現代アートの実践の交差点から、イメージや音を用いた話法を探究する。代表的な映像作品に『ラリベロッチ――終わりなき祝福を生きる』『僕らの時代は』『精霊の馬』『Room 11, Ethiopia Hotel』(イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて「最も革新的な映画賞」受賞)など。共編著に『アフリカン・ポップス!――文化人類学からみる魅惑の音楽世界』(明石書店、2015年)、『フィールド映像術』(古今書院、2015年)がある。

  • 松田 美緒(まつだ みお)

    ブラジルで製作した『アトランティカ』(2005年)でビクターよりデビュー以来、日本やポルトガル語・スペイン語圏、クレオールの国々で活動を重ねる。2014年、CDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』では、ブラジル・ハワイ移民の歌を含め、日本各地の忘れられた歌を現代に蘇らせた。2016年、松田美緒の活動を追った番組『NNNドキュメント ニッポンのうた』が坂田記念ジャーナリズム賞グランプリを受賞。2017年、ブラジルの日本人移民の歌を探る『NNNドキュメント 移民のうた』はギャラクシー賞奨励賞を受賞。

開催日
2018年7月6日(金)
時間
19時-
会場
誠光社
定員
30名様
ご参加費
1500円+1ドリンク
ご予約方法
E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)

または店頭、お電話にて承ります。