百年の謎解きトーク&ライブ 『新版 宮澤賢治 愛のうた』刊行記念
2018.7.1 19時-
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宮澤賢治には相思相愛の恋人がいました。理由あって結婚することはできず、ふたりの恋は、賢治の年表から抹消されてしまいました。
しかし賢治は、自らの恋を『春と修羅』などの作品のなかに、いくつかのキーワードとともに密かに記録してゆきました。
賢治にとって詩作は、心象のプレパラート標本を作るような営みだったのです。
その詩の朗読と解説、およそ百年前の恋の開封を、賢治がこよなく愛した音楽にのせて、お送りします。
澤口たまみ
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『新版 宮澤賢治 愛のうた』(夕書房)の著者・澤口たまみさんと、朋友のベテランミュージシャン・石澤由男さんが岩手・盛岡からやってきます!
横山雄さんの原画展初日を祝し、本の中で語られる宮澤賢治の切ない恋の物語を、石澤さんの奏でるウッドベースの音色に乗せて、しっとりと語る朗読&トーク&ライブイベントです。
終了後にはサイン会を行います。
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澤口たまみ(エッセイスト、絵本作家)
1960年、岩手県盛岡市生まれ。岩手大学農学部修士課程修了。専攻は応用昆虫学。著作にエッセイ集『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社・第38回日本エッセイスト賞受賞)、『親子で読みたい「宮沢賢治」 心を育てる名作ガイド』(PHP文庫)など。絵本に『わたしのあかちゃん』(第64回産経児童出版文化賞)『みつけたよ さわったよ にわのむし』『わたしのこねこ』(以上、福音館書店)などがある。岩手県紫波町在住。
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石澤由男(ベーシスト)
1968年、米軍基地で演奏活動を開始。「徹子の部屋」「三時のあなた」「8時だよ全員集合」「11PM」など各テレビ局で演奏。スタジオ、コンサートなどで国内外のミュージシャンと共演する。現在は演奏のほか、作曲、編曲、歌唱など音楽指導を行う。岩手県在住。
- 開催日
- 2018年7月1日(日)
- 時間
- 19時-
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。