ヌーヴェルヴァーグが聴こえる
2018.3.9 19時-21時
ジャズ音痴のゴダールが『勝手にしやがれ』の音楽になぜマルシャル・ソラールを起用したのか。サウンドトラックを聴き比べることで浮かび上がる『突然炎のごとく』と『気狂いピエロ』の関係。ゴダールとミシェル・ルグランが訣別するきっかけとなった『はなればなれに』のクレジットとは。ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』は何が新しかったのか。
監督たちと音楽家たちによるエピソードの数々から見えてくる、ヌーヴェルヴァーグ映画の新たな側面や捉え方。映画と音楽を同等に掘り下げ、鑑賞してきた小柳帝さんだからこその語り口で再発見するフランス映画の「新しい波」。
ヌーヴェルヴァーグ作品を難解なものとして敬遠してきた方には格好の入門編として、フランス映画を相当数観てきたシネフィルな方にはトリヴィア満載の上級編として楽しめるであろう一夜。もちろん貴重な音源の数々も会場にて流していただきます。
会場では小柳帝さんが解説を担当された再発盤CDも販売予定。どうぞお楽しみに!
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小柳帝(こやなぎ みかど)
映画・音楽・デザイン・知育玩具・絵本などの分野を中心に、さまざまな媒体で執筆活動を行なってきた。主要な編・著書に、『モンド・ミュージック』、『ひとり』、『EDU-TOY』、『グラフィックデザイナーのブックデザイン』、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』、『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書1・2』、また、翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』、『サヴィニャック ポスター A-Z』などがある。その他、CDやDVDの解説、映画パンフレットの執筆等多数。なお、小柳およびROVAについては、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』や、折形研究所発行の『折る、贈る』という本に詳しい。
- 開催日
- 2018年3月9日(金)
- 時間
- 19時-21時
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- 参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。