デンマークのストーリーテラー 〜カーアン・ブリクセンをめぐる16章〜
2018.3.1 ー 3.15
終了しました
カーアン・ブリクセン(1885-1962)はデンマークが誇るもっとも著名な女性作家です。英領東アフリカでみずからコーヒー農園を営み、国際的な作家としてのキャリアを収め、デンマーク文学アカデミーの創始者の一人となりました。
ナイロビでの暮らしぶりや現地の人々との交流を、アイザック・ディネーセン名義で、リリカルに、鋭い批評眼で描いた『アフリカの日々』は今もなお読み継がれる傑作。近年その作品が次々と翻訳刊行される中、日本でも再評価の機運が高まりつつあります。
この度当店では、関連書の特集販売のほか、ブリクセンの生涯を16章にわけ、写真とテキストで紹介したペーパーを展示・配布いたします。
ご観覧の皆さまには、お好きな章をお選びいただき、ご自身で小さな本を作成、お手元に置いていただければ幸いです。
会期中にはその代表作のひとつである『バベットの晩餐会』の映画化作品上映会とトークイベントも開催いたします。どうぞこの機会をお見逃しなく。
- 開催日
- 2018年3月1日(木) ー 3月15日(木)
- 時間
- 10時〜20時
- 会場
- 誠光社店内一角にて
- 協力
- ブリクセン博物館・ Kontrapunkt Japan
- 企画
- 田辺欧