テレビドラマの構造分析 第三回「カルテット」と坂元裕二の脚本術
2017.10.13 19時-21時
唐揚げに添えられたレモン、行間案件、「質問を質問で返すときは、正解」。未だ記憶に新しいTBSドラマ「カルテット」で執拗なまでに描かれるディティールと、それに関するセリフの応酬は、言語の背景にあるメタメッセージをいかにして伝えるかという、脚本家坂元裕二のオブセッションそのものでもあります。小説も、映画も、ドラマも同じく、優れた作品はいずれも巧みに言外のメッセージを表現するもの。そんな脚本術の基本を徹底的に追求した坂元ワールドを、「カルテット」を軸に熱く語ります!
「逃げ恥」、「山田孝之のカンヌ映画祭」と前二回で会場を熱狂させた、小柳帝さんの熱い語り口と、多彩な引き出しを存分にお楽しみください。
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小柳帝
映画・音楽・デザイン・知育玩具・絵本などの分野を中心に、さまざまな媒体で執筆活動を行なってきた。主要な編・著書に、『モンド・ミュージック』、『ひとり』、『EDU-TOY』、『グラフィックデザイナーのブックデザイン』、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』、『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書1・2』、また、翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』、『サヴィニャック ポスター A-Z』などがある。その他、CDやDVDの解説、映画パンフレットの執筆等多数。なお、小柳およびROVAについては、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』や、折形研究所発行の『折る、贈る』という本に詳しい。
- 開催日
- 2017年10月13日(金)
- 時間
- 19時-21時
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- 満席につきご予約受付を終了しました