家をせおって歩いています 村上慧『家をせおって歩いた』刊行記念展
2017.10.1 ー 10.15
終了しました
あの「歩く家」が、京都にやってくる!
東日本大震災をきっかけに、2014年より発泡スチロール製の小さな白い家での移動生活を始めたアーティスト、村上慧。
徒歩で移動し、毎晩出会った人の敷地に移住しながら絵を描き、考えつづけた1年間の全記録は、本年4月に『家をせおって歩いた』(夕書房)として刊行されました。
発売から半年。結婚、海外での滞在制作を経て、再び歩き始めた村上のこれまでの、そして今まさに進行中の移住生活の記録(写真、ドローイング、テキスト)を一挙展示いたします。
自らの足で歩き、見知らぬ人とかかわることによって見えてきた、日本の真の姿を、ぜひ目撃してください。
作家は夏の終わりに「家」をせおって熊本県を出発、初日の10月1日の京都到着を目指して歩きます。その到着を参加者全員で迎える、スペシャルイベント「作家到着記念パーティー」にもご期待ください!
*会期初日から2日間、「家」の実物も展示します。
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村上慧(むらかみ・さとし)
1988年東京都生まれ。2011年、武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。美術家。友人と借りたアトリエの鍵を受け取った日に東日本大震災が発生。2014年4月より発泡スチロール製の家に住む。
2017年6~7月、文化庁新進芸術家海外派遣制度によりスウェーデンに滞在。
著書に『家をせおって歩く』(「たくさんのふしぎ」372号、福音館書店)、『家をせおって歩いた』(夕書房)がある。
主な個展に「労働をつかむ」(2017)、「移住を生活する 1~182」(2015)、グループ展に「風を待たずに」(2017)、「瀬戸内国際芸術祭」(2016)、「六本木アートナイト2013」など。
第19回岡本太郎現代美術賞(TARO賞)入選。
- 開催日
- 2017年10月1日(日) ー 10月15日(日)
- 時間
- 10時-20時(最終日のみ18時まで)