これからの大学はどうなるの? 『反「大学改革」論』+『群島と大学』刊行記念トークセッション
2017.9.3 19時〜21時
このかん「産学連携」を大義名分とした「大学改革」が、しばしば話題になっています。とはいえその報道をよく読んでみると、「金もうけありき」、「企業の役に立つ人材育成」が大学の使命であるかのようです。
でも、大学の存在価値は、そして高等教育によってより豊かな学問を身につけることの目的は、本当にそれだけなのでしょうか。このことは、「大学のまち」を謳う京都にとっても、そしてわたしたちの生活や社会のゆくえを見通すうえでも看過できません。
今回は、期せずして刊行された「大学改革」を批判的に考えるための2冊の本の著者や執筆者をお迎えして、はたして今後の大学はどうなってゆくのか、そして「大学のまち」はどう変貌してしまうのか、じっくり考えてみたいとおもいます。
出演
石原俊(いしはら・しゅん)
『群島と大学』(共和国)著者。1974年生まれ。明治学院大学社会学部教授。専門は歴史社会学。著書に『〈群島〉の歴史社会学』『殺すこと/殺されることの感度』など多数。
渡邉浩一(わたなべ・こういち)
『反「大学改革」論』(ナカニシヤ出版)編者。1981年生まれ。専門は西洋哲学史。大阪経済法科大学特別専任准教授。著書に『『純粋理性批判』の方法と原理』、編著に『哲学をはじめよう』。
司会
山本泰三(やまもと・たいぞう)
1975年生まれ。四天王寺大学ほか非常勤講師。専門は政治経済学。編著に『認知資本主義:21世紀のポリティカル・エコノミー』。
コーディネーター
下平尾直(しもひらお・なおし)
1968年生まれ。2014年に出版社「共和国」を樹立。既刊29点。
- 開催日
- 2017年9月3日(日)
- 時間
- 19時〜21時
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1000円+1ドリンクオーダー
- 共催
- 株)ナカニシヤ出版、(株)共和国
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。