まだ見ぬあなたに作った服
2017.4.1 ー 4.15
終了しました
新聞記者である行司千絵さんは休日になると、押し入れからミシンを取り出し、台所のテーブルで自分自身の服や母の服、そして友人、知人の服を縫ってきました。
作り方はちょっと独特かもしれません。
「あの人なら、こんなワンピースが似合うかも」
「この人は、こんなパンツをはいたらいいのでは」
友人、知人の顔を思い浮かべながら、行司さんは勝手にイメージして作っています。だから、まったく同じデザイン、素材の服は1点もありません。
今回は、新しい試みとして、まだお会いしたことのない「あなた」に向けて、行司さんが服を縫いました。材料はスイス・ベルンやベルリンなどの旅先の手芸店で見つけた布やリボンを使っています。
女性のブラウスやユニセックスのパンツ、コート…。今回も同じデザインのものは1つもありません。あなたの服として、ワードローブの1着にしてみませんか。
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行司千絵(ぎょうじちえ)
1970年生まれ。新聞記者。趣味は洋裁で、独学で技術を習得。家族、友人知人に似合うと思う服を週末に縫い続ける。これまでに3歳から93歳までの約60人250着を作った(自分の服も含める)。著者に「おうちのふく」(フォイル)「京都のシェフに習うお料理教室」(青幻舎)。
- 開催日
- 2017年4月1日(土) ー 4月15日(土)
- 時間
- 10時-20時(最終日のみ18時まで)