『あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますか』刊行記念トーク
2016.7.23 19時-21時
本書は、東京都現代美術館にて開催され、様々な議論を呼んだ「キセイノセイキ」展と時期を合わせて、展覧会とは別のもう一つのプロジェクトとして企画されました。内容は主に、ARTISTS’ GUILDのメンバーが現代美術に限らず様々な分野の方に「自主規制」の問題を問うインタビュー記事が中心になっています。
当店では本書の発売を記念して、企画・編集を行ったARTISTS’ GUILDのメンバーでアーティストの田中功起さんと、NPO法人 芸術公社のメンバーで編集者の影山裕樹さんに加え、インディペンデント・キュレーターの遠藤水城さんを迎えたトークイベントを開催します。
社会に不寛容さが増すなか、アーティストや表現者、はたまた美術館や行政組織の担当者はいかにして検閲を内面化しているのでしょうか? アーティスト、キュレーター、編集者という異なる立場からこの「自主規制」や「検閲」の問題について幅広く議論していただきます。
『あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますか』ARTISTS’ GUILD + NPO法人 芸術公社編書籍企画・設計:田中功起(ARTISTS’ GUILD)+影山裕樹(NPO法人 芸術公社)英文:奥村雄樹(ARTISTS’ GUILD)+ Art Translators Collectiveデザイン:仲村健太郎仕様:A5 変型/ソフトカバー/ 168P言語:日本語/英語定価: 1,800円+税ISBN978-4-907562-05-2 C0070
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遠藤 水城(えんどう みずき)
インディペンデント・キュレーター。1975年生まれ。2005年、若手キュレーターに贈られる国際賞「Lorenzo Bonaldi Art Prize」受賞。2007年より2010年までARCUS Projectディレクターを務める。2011年より「東山アーティスツプレイスメントサービス」エグゼクティブディレクター。著書に『陸の果て、自己への配慮』(2013年/PUB)など。
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田中功起(たなか こおき)
1975 年生まれ。アーティスト。第55 回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2013)日本館にて特別表彰を受賞。2015 年、ドイツ銀行のアーティスト・オブ・ザ・イヤーに選出される。著書に『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014)、『質問するその1(2009–2013)』(ART iT、2013)など。ARTISTS’ GUILDメンバー。
Photo by Motoyuki_Daifu, 2015
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影山裕樹(かげやま ゆうき)
1982年生まれ。スタジオボイス、フィルムアート社編集部を経て独立。アート&カルチャー書のプロデュース、広報誌やウェブ媒体の編集を行う他、各地の芸術祭やアートプロジェクトに編集者、ディレクターとして携わる。著者に『ローカルメディアのつくりかた』(2016、学芸出版社)など。NPO法人 芸術公社メンバー。
PHOTO : ©Mika Kitamura
- 開催日
- 2016年7月23日(土)
- 時間
- 19時-21時
- 会場
- 誠光社
- 参加費
- 1000円+ワンドリンクオーダー
- ご予約方法
- 7/12 満席につきご予約受付を終了いたしました。