榎忠「Freedom＋」 ～榎忠作品集『Freedom』出版記念展～

美術家・榎忠、60歳から80歳の活動をまとめた作品集『Freedom』が昨年出版されました。80歳を迎えた記念としての自費出版です。
昨年開催した出版記念展（Calo Bookshop and Cafe／大阪）に続き、小説家・福永信さんの提案で、誠光社でも展示をすることになりました。

忠さんが保管していた1980-90年代の個展ポスターを中心に、誠光社では、ドローイング、京都にまつわる品々（60年前に忠さんが京都で拾った石、50年前の京都ビエンナーレのポスター、京都での個展のDMなど）を特別展示、一部販売します。

作品集『Freedom』は、忠さんの「大げさにしたないんやねん」という希望で、一見ライトな仕上がりになっていますが、内容は重量級です。オフショット多め、忠さん書き下ろしの文も多数、今の榎忠が詰まっています。
『Freedom』（サイン入り）と合わせて、副読本『Freedom＋』、前作品集『EVERYDAY LIFE/ART ENOKI CHU』（青幻舎 2006年）も販売します。

5月17日には、忠さん、福永さん、私、池内の3人でトークもします。
「怖い人だと思ってた」「もっと大きい人だと思ってた」と言われがちな忠さんがどんな人なのか、会いに来てください。

企画　池内美絵　福永信