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waiting days 平野愛 with Takuo 写真展

waiting days 平野愛 with Takuo 写真展

2024.12.17 ー 2025.1.15

“言葉が出にくそうと感じたのは確か息子が2歳の頃だった。それから10数年、詰まったり、どもったり、いつも彼の頭の中には無数の言葉が飛び交ったまま、14歳になった。言いたい言葉、言えない言葉。ぐるぐるぐるぐる。回り続けて、日常に疲れて、学校にも行けなくなった。途方に暮れかけた私たち家族3人は、そおっと真冬のニューヨークに飛び立った。”

————waiting days – introductionより

引っ越しを追いかけた写真集『moving days』著者・平野愛の最新作。

言葉がうまく出てこない。写真家であり、母である著者はそんな悩みを抱える息子とニューヨークへ旅立ち、初めて極私的な家族の物語を紡ぎます。

「動くこと」「変化すること」を休み、「少し立ち止まって待つ」という選択肢を歩みます。言葉の外へと旅したwaiting daysの記録。平野の写真と言葉、息子Takuoのありのままの日記と共に展開いたします。

会期中、少部数ZINEの販売を予定しています。
(発売スケジュールなどは追って当店インスタグラムにてご案内いたします)

  • 平野愛(ひらのあい)

    写真家。1978年京都市中京区出身、現在大阪在住。自然光とフィルム写真にこだわったフォトカンパニー「写真と色々」共同設立。著書に、引っ越しに密着した写真集『moving days』(2023/誠光社)、写真担当書籍に『恥ずかしい料理』(2020 /誠光社)、NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」・連続テレビ小説「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」劇中写真担当(2020-2022)、NHK夜ドラ「バニラな毎日」(2025.1-)・映画『港に灯がともる』(2025.1.17公開)写真など。住まい・暮らし・人を軸に撮影から執筆まで幅広く手がける。

  • Takuo たくお

    2009年京都生まれ、大阪育ち。コロナ禍の小学4年生から母親の撮影や展覧会設営の助手をはじめる。得意な作業は撤収。好きなものはロードバイク、けん玉、音楽、ジャルジャル。

開催日
2024年12月17日(火) ー 2025年1月15日(水)
時間
10時〜20時(最終日・イベント開催時は18時まで)