『家の神さま 民間信仰にみる神と仏』刊行記念イベント
2024.12.13 19時〜
像を私たちが愛でるようになったのはつい最近の話。それまでずっと身近にいたナイーブな神仏像を集めた本が刊行されました。
かまど神・大黒・恵比寿・荒神・蚕神、寝牛、神馬、狐、招き猫などなど、『家の神さま 民間信仰にみる神と仏―鶴岡コレクション』(大福書林)に収められた神仏像は、現代の日本人は馴染みが薄いものかもしれませんが、私たちが長いあいだ信仰してきたものなのです。
今回のイベントは刊行記念展(12月1日から12月15日)に合わせて、本書のためにこの貴重なコレクションを撮り下ろした写真家の西岡潔さんと、『日本の神様』『神道の美術』などの著作がある民俗学者の畑中章宏さんが、民間神・民間仏の造形と信仰について縦横に語り合います。ぜひお越しください!
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西岡潔(写真家・アーティスト)
1976年、大阪府大阪市生まれ。ファッションデザインを学んだあと、2年間海外をめぐり、その間の記録としての写真撮影がきっかけで写真家となる。2012年「マトマニ」で三木淳賞奨励賞受賞。2015年より奈良県東吉野村に住まいを移す。移住者のクリエーターらと設立した「合同会社オフィスキャンプ」に所属。建築・自然・人物など幅広く活躍している。2023年自身のスタジオギャラリーマトマニスタジオを東吉野村に開設。
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畑中章宏(民俗学者)
1962年、大阪府大阪市生まれ。民間信仰・災害伝承から、最新の風俗・流行まで幅広いテーマに取り組む。著書に『日本の神様』(イースト・プレス)、『神道の美術』(共著・平凡社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『宮本常一 歴史は庶民がつくる』(講談社現代新書)ほか多数。最新刊は『傍流の巨人 渋沢敬三』(現代書館)。
- 開催日
- 2024年12月13日(金)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 25名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
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