往復書簡のつづき 映画『石がある』公開記念 五所純子×太田達成トーク
2024.10.6 19時〜
友人と石拾いをした経験に触発されてシナリオを書きはじめた太田達成監督が、配給・公開の計画も立てぬまま、心から信頼する少人数のスタッフ・キャストと共につくりあげた映画『石がある』。
誠光社では10/4(金)から始まる出町座での上映を記念して文筆家の五所純子さんと監督の太田達成さんのトークを実施します。
「はじめまして」の状態から、作品パンフレットで各3通のメールを交換する「往復書簡」を実施した二人。朝ごはんの話題からタルコフスキーを観た日の記憶まで、さまざまな言葉が交わされました。
今回のトークではそんな「往復書簡」におさまりきらなかった話題を、お二人にお話いただきます。どんな話題が飛び出すのかは、まだ誰にもわかりません。
(以下、パンフレットより)
けれど、石はいちばん最後にやってくる花なのでしょう。
石は、長い時間をかけて、流され、削られ、磨かれ、姿を変えます。
『石がある』を見る前はさしてそんなつもりはなかったのだけれど、人間が続いていくのもわるくないなどとわたしは思い始めていて、『石がある』は気立てのよい映画です。
ー五所純子
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五所純子
作家、文筆家。1979年生まれ。単著に『薬を食う女たち』(河出書房新社)、共著に『本に出会ってしまった。』(ele-king books)、『レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』(フィルムアート社)、『虐殺ソングブックremix』(河出書房新社)、『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)など、文芸・映画を中心に多数執筆。
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太田達成
1989年生まれ、宮城県出身。植物の研究をしていた大学時代、レンタルビデオショップで偶然手にとった『青の稲妻』(ジャ・ジャンクー監督)に衝撃を受け、友人と映画制作を開始。初の短編『海外志向』で「京都国際学生映画祭」グランプリを受賞したのち、東京藝術大学大学院で黒沢清、諏訪敦彦に師事した。修了作品『ブンデスリーガ』は「PFF アワード」、スペイン「FILMADRID」等に入選。近年はスタッフとして『Oasis』(大川景子監督)、『SUPER HAPPY FOREVER』(五十嵐耕平監督)、『すべての夜を思いだす』(清原惟監督)等にも参加した。
- 開催日
- 2024年10月6日(日)
- 時間
- 19時〜
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 25名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー