誠光社

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クラフトとマガジンの間に。 雑誌『Subsequence』のものづくりを解く。

クラフトとマガジンの間に。 雑誌『Subsequence』のものづくりを解く。

2024.9.27 19時〜

これは「雑誌」なのだろうか。

鞄にも収まらない大判サイズ、ほとんど一年に一度しか刊行されず、一般的な雑誌よりもずっと高額。
内容は工芸・骨董から美術、ファッション、文芸、食まで無節操でマニアックで、すべてのテキストが日英バイリンガル。
版元はアパレルブランド、なのに商品紹介や記事広告はなく、どう見ても「広報誌」じゃない。
Amazonで売ってない。大きな本屋で見かけることもほとんどない。
既存のどんなカテゴリーにも収まりきらない奇妙でオルタナティヴな媒体として『Subsequence(サブシークエンス)』が誕生してはや5年。最新7号発売を記念して、現代のメディア環境の中で日々忘却されつつある「工芸」としての雑誌づくりを探り続ける、その裏側を語る。
  • 井出幸亮( いで・こうすけ)

    編集者。1975年大阪府生まれ。雑誌『Subsequence』(cubism inc.)編集長。「POPEYE Web」シニアエディターでもある。『POPEYE』(マガジンハウス)、『工芸青花』(新潮社)などさまざまな媒体で編集・執筆活動中。主な編集仕事に『ズームイン! 服』(坂口恭平著/マガジンハウス)、『ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと』(新潮社)、『細野観光 1969-2021 細野晴臣デビュー50周年記念展オフィシャルカタログ』(朝日新聞社)など。著書に『アラスカへ行きたい』(新潮社、石塚元太良との共著)がある。

開催日
2024年9月27日(金)
時間
19時〜
会場
誠光社
定員
*満席につきご予約受付を終了いたしました。
ご参加費
1500円+1ドリンクオーダー