誠光社　京都・河原町丸太町の書店

NHKのドラマ史

NHKのドラマ史

2025.9.12 19時〜

編集室

Freedom of ’25

第21回

しのげ！退屈くん

文：安田謙一画：辻井タカヒロ

2025年9月1日公開
破裏拳ポエマー

第20回

しのげ！退屈くん

文：安田謙一画：辻井タカヒロ

2025年8月1日公開
LEE KAN KYOインタビュー「8センチCDは小さいし、光ってるし、なんか未来的」

第4回

ギャラリートーク　作家さんに訊いてみた

取材・文：堀部篤史

2025年7月2日公開
天使というより魔法使い

第19回

しのげ！退屈くん

文：安田謙一画：辻井タカヒロ

2025年7月1日公開

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昨日は自転車を飛ばして、三好銀原画展を観にウエスティン都ホテルそばのギャラリー木羊子さんへ。

1992年に『三好さんとこの日曜日』を刊行して以来、単発の短編掲載を除けば20年近く単行本が出なかった、マイナーポエットと称するに相応しい作家。自分を含め、少なくない京都の読者がその存在を知ったきっかけは、左京区の某店にいつも『三好さんとこの日曜日』が飾ってあったから。会場にはそのお店宛てに認められた私信や、そこに同封されていた未発表の原稿も展示されています。

奇しくも『海辺へ行く道』が横浜聡子監督によって映画化、公開されたタイミングの展示。もう新作を手にすることはかないませんが、そのオフビートでシュールな、など、どのような形容詞を用いても陳腐に思えるリリカルな世界を是非この機会に触れてみてください。

映画化に合わせ重版された『海辺へ行く道』シリーズも当店にて取り扱い中です。

三好さんとこの日曜日　三好銀原画展
2025年8月29日〜9月15日
13時〜18時（水木定休）

9月1日からはmeu.lugar作品集『地を踏む

9月1日からはmeu.lugar作品集『地を踏む・踊る』出版記念「靴底展」を開催中。

踊る人、働く人、走る人、ふつうの人……いろんな人たちの靴底のシルクスクリーン60点を収録した作品集刊行に合わせ、靴底のシルクスクリーンに加え、その靴にまつわるストーリーを展示。

作品集の印刷・製本は京都市中京区の修美社によるもので、書籍の本文用紙には数種類の紙材を採用しています。ページごとに違うカッティングという特別な仕様をほどこしており、本を開く手ざわりとパラパラとめくるリズムが異なることで、「靴底にはそれぞれにさまざまな人生が宿っている」ことが伝わってきます。

是非会場にてすり減った靴底のストーリーをご覧くださいませ。

靴底展
meu.lugar作品集『地を踏む・踊る』出版記念
2025.9.1 ー 9.15
10時〜20時（最終日・イベント開催時は18時まで）

「私は本が大すきです。それはそれは大すきです。新しい本とおかしをならべて、どちらを取るかといわれると、いつも本を取るにきまっています」

のちに『シェイクスピアのアナモルフォーズ』でサントリー学芸賞を受賞する英文学者が、小学校入学から6年生卒業の日まで書きつづけた日記。国語の教師だった父との夜ごとの文学講話、歳を重ねるごとに飛躍的に増えゆく語彙と、一貫した瑞々しく、素朴な感性。

子どもが育ちゆくことの驚きと、学びの尊さを、親や教育者の目線でも体感できる得難い読書体験。1964年、くろしお出版より刊行され、長年教科書や作文教育に採用されてきた名著が50年の時を経て新装版として蘇りました。留学中に両親にあててしたためた手紙も掲載。

『わたしは小学生　改訂新版』蒲池美鶴（創元社）
店頭、オンラインショップにて販売中

昨日まで開催しておりました、「フルクサスのそのエフェメラコレクション」展示品の一部をオンラインショップにて販売開始しました。

ヨーゼフ・ボイスボイスのポスター類やディーター・ロス、ディック・ヒギンス、ジェフリー・ヘンドリックスらのインビテーションカードも。中でも目玉は、ジョージ・マチューナスによるステーショナリー型作品「FLUX STATIONARY」でしょうか。便箋と封筒のセットを（毛皮の封筒から、裸体の便箋が現れる）を額装してお届けします。

なかなかお目にかかれない美術館クラスのアイテムが入手できるまたとない機会。是非ご覧くださいませ。

9月15日までの期間限定販売です。

#fluxus

「店内BGMでHANAの「Blue Jeans」が流れて

「店内BGMでHANAの「Blue Jeans」が流れている。「ブルージーンズ、古いスニーカー」のリフレインは、この夏のサントラのＢ面２曲目に入れることにする。と言いつつ、ほかは空っぽだ。」

毎月1日は退屈くんの日。安田謙一・辻井タカヒロコンビがお届けする酷暑でも平熱連載「しのげ！退屈くん」第21回「Freedom of ’25」（WEEN！）を更新しました。

舞台は林崎松江海岸、BGMはアッパーでも、どちらかといえばつげ義春『海辺の叙景』（三宅唱監督の映画楽しみ！）を連想させる、淡々とした筆致。辻井さんの四コマも貧乏臭さ満点。

当店ウェブサイト「編集室」より御覧ください。
https://www.seikosha-books.com/editorial/tkk_21

時代に逆行せよ！オールドメディア

時代に逆行せよ！

オールドメディアへの偏愛と、趣味性やこだわりを廃した宇宙人目線で、数多くの刺激的な作品をクリエイトし続ける台北出身、東京在住のアーティスト、LEE KAN KYO。

日々同じ、パックの野菜ジュースを呑むセルフィーを淡々と投稿するなど、食に対するこだわりや、故郷台湾への言及は見せることの少ないLEEさんが、ならではの視点で、メディアやSNSでは話題にならない、台北の珍スポットからローカルグルメまでをご紹介いただく特別企画。

台北旅行の参考にすれば、台湾観が一新されること間違いなし。初心者から繰り返し台湾を訪れる愛好家まで、LEEさんフィルターを通した異次元台北をインプットしてお帰りください！

今回のイベントに合わせ、滑り込みで見た大阪万博の感想報告もついでにやっちゃいます。LEEさんの目から見た万博とはいかなるものなのか。どうぞお楽しみに。
聞き手は当店堀部が務めさせていただきます。

LEE KAN KYOのリアル＆ディープ台北案内＆万博見学報告回
2025.9.19　19時〜
ご予約受付開始しました！

2024年から翌年にかけ、LAのザ・ブロードにて開催された、ヨーゼフ・ボイスの環境に対する取り組みに焦点を当てた企画展。それにあわせ刊行された一冊が入荷。

第二次大戦中に負傷したボイスが、タタール族に救助され、フェルトで包まれ一命をとりとめたことから生まれたフェルトスーツや、社会彫刻としての対話を試みる際に卓上に一本のバラを欠かさなかった「バラ無しには我々はそれをしない」、7000本の樫の木を植える際に用いられた「芸術」と「肥料」と貼り付けられたショッピングバッグなどなど、アートワールドで完結しない、常に社会や経済、環境と接続した表現をしたボイスの個性がよく分かる一冊です。

『IN DEFENSE OF NATURE』
オンラインショップにて販売中。
開催中の「フルクサスとそのエフェメラコレクション」は明日18時まで

メメント・モリとは言うけれど、死について考えれば考えるほど思い浮かぶのは抽象的な不安と恐怖ばかり。

本書は、日々看取りに向き合う在宅医療・ケア関係者が具体的に綴る、「死にゆく時、人にどのような変化が起こるのか」ということ。

芒洋とした概念ではなく、具体的な表れとして死を見つめ直すことによって、身近な人間や自分自身に訪れるそれに対するイメージの精度を上げ、うまくつきあうべき出来事として噛み砕くためのささやかで易しく、優しい一冊。

『人のさいご』発行：医療法人社団プラタナス　桜新町アーバンクリニック
店頭、オンラインショップにて販売中

お知らせ

2025.8.15
ブックトーク「日記とアート、アーティストの日記」
2025.7.28
さき企画室と誠光社とドンタク玩具社とオオヤコーヒの行商
2025.7.26
『こっせつくん』刊行記念春風亭一之輔独演会 in 拾得　レポート
2025.7.4
「コーヒーキャラメリゼパン豆」リニューアル

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誠光社の刊行本

WADDLE YA PLAY？ SWISH!

E is for Elephant 黒野大基の象黒野大基

ひとり ALTOGETHER ALONE GAZETTE 4

いいなアメリカ　ジョンとポールが歌うランディ・ニューマンジョンとポール

和田夏十の言葉梶谷いこ

moving days 平野愛

喫茶店のディスクールオオヤミノル

火星の生活堀部篤史

恥ずかしい料理文：梶谷いこ　写真：平野愛

ライブ漫筆安田謙一

私の考える骨董ーThis is How I Feel About Antiques マメイケダ・Tokimeki antiques

書をステディ町へレディゴー安田謙一・辻井タカヒロ

アウト・オブ・民藝改訂版軸原ヨウスケ・中村裕太

シナリオ付写真集『ワンダーウォール』写真：澤寛 / 脚本：渡辺あや

京都ケチケチ買い物案内辻井タカヒロ

珈琲の建設オオヤミノル

御所東考現学得地直美

味がある。マメイケダ

本とその周辺をめぐる、6か月とちょっとの旅編集：福永信

Bookworm House & Other Assorted Book Illustrations セカンドエディション赤井稚佳

コテージのビッグ・ウェンズデー半芸術編小田島等・堀部篤史

コテージのビッグ・ウェンズデーミズモトアキラ・堀部篤史

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