テレビドラマの構造分析 第一回「逃げるは恥だが役に立つ」
2017.7.23 19時-21時
多チャンネル、オンデマンド化や録画機器の進化によって、もはや「ただの現在」ではなくなりつつあるテレビというメディア。古き良きテレビの象徴でもある「連続ドラマ」は、今や忘れ去られつつある存在なのかもしれません。
作家性や芸術性において軽視されがちなテレビドラマですが、一方、最大公約数に向けたコンテンツだからこそ時代を映す鏡としての価値があり、その発展とともに研ぎ澄まされた「語りの技術」を進化させてきました。
今回、映画に深い造詣を持つだけでなく、いまなお膨大な数のテレビドラマをチェックし続ける、ライターの小柳帝さんをお迎えし、毎回一本の作品や脚本家、監督に焦点を絞り分析する連続講座を開催します。
「昨日の〇〇観た?」を復権させるべく、今だからこそテレビドラマを、同じ場所で、みんなで考えてみましょう。難しいこと抜き、ドラマを観るようにお気軽にお楽しみいただければ幸いです。
第一回は、社会現象化した「恋ダンス」が記憶に新しい「逃げ恥」をテーマに、原作モノの脚色技法や、同ドラマが生まれるまでの布石や背景に焦点を絞ってお話いただきます。
バナーイラスト:渋谷直角
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小柳帝
映画・音楽・デザイン・知育玩具・絵本などの分野を中心に、さまざまな媒体で執筆活動を行なってきた。主要な編・著書に、『モンド・ミュージック』、『ひとり』、『EDU-TOY』、『グラフィックデザイナーのブックデザイン』、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』、『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書1・2』、また、翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』、『サヴィニャック ポスター A-Z』などがある。その他、CDやDVDの解説、映画パンフレットの執筆等多数。なお、小柳およびROVAについては、『ROVAのフレンチカルチャー A to Z』や、折形研究所発行の『折る、贈る』という本に詳しい。
- 開催日
- 2017年7月23日(日)
- 時間
- 19時-21時
- 会場
- 誠光社
- 定員
- 30名さま
- ご参加費
- 1500円+1ドリンクオーダー
- ご予約方法
- E-mail:s-contact@seikosha-books.com
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
または店頭、お電話にて承ります。